えがお森林おたすけ隊 with ボーイスカウト

2005.10.23(日)     


↑ぶり縄を使い木の上まで登る「名人の佐久間さん」

 


  
◇「平成17年度第2回森林おたすけ隊」◇

森林の保全や環境問題を様々な角度から学ぶ実践的な活動の、えがお「森林おたすけ隊」が2005年10月23日に黒森の山で実施されました。今回は甲府のボーイスカウトの皆さんといっしょに、間伐体験を行ったり、ぶり縄による木登り体験を行いました。

好天に恵まれた秋の黒森は40名を越える人たちで紅葉に負けない賑わいを見せました。はじめにベテラン林業家の藤原さんによる、間伐指導です。とても80歳を超えているとは思えない、身のこなしで次々と間伐されていきます。大きな気を切り倒したときはすごい音がし、皆歓声をあげました。またのこぎりの使い方や、木の切り方を指導していただき、その後全員がのこぎりで実践です。まだ小学校低学年のカブスカウトの子供たちも何本もの木を間伐したり、枝打ちを行いました。

↓81歳のベテラン林業家の藤原さんとかわいいボーイスカウトとの森林保全コラボレーション!
 なんと70歳も年齢の違う世代がいっしょに森を守る間伐を行いました。


↓1本の縄と2本の手木から作られている「ぶり縄」だけで、軽々と木に登ります。
  

↓ロープワークを教える加藤隊長

  

  

  
↑ぶり縄で木に登ったり、間伐をする子供たち

森林活動で安全対策は欠かすことができない知識です。
全員がヘルメットを着用し、道具の使い方や安全に対する知識を学びました。



↑木の上を見上げるボーイスカウトの皆さん
ぶり縄名人佐久間さんのホームページは↓ここ。


↑ぶり縄による枝打ちの実演

日本には豊かな森林がたくさん有ります。しかしいろいろな状況から人の手が入らなくなって長い時間がたっています。私たちは、環境問題やエネルギー問題を考え、様々な森林活動に取り組んでいます。子供から大人、高齢者までが楽しく森での活動を体験しながら、問題解決への第一歩を踏み出して行きたいと思います。


 text&photo by fujiki